時耕寿弥の略歴

    平成8年4月 名古屋大学理学部入学

    平成11年4月 同大学理学部 基本粒子研究室(F研)配属
       丹羽公雄(現:名古屋大学名誉教授)に師事。
       原子核乾板を用いた基本粒子研究を始める。おもに顕微鏡による素粒子反応の肉眼観察に取り組む。

    平成12年4月 同大学大学院理学研究科(修士課程)へ進学
       引き続き丹羽名誉教授に師事し、「タウニュートリノ直接検出実験(DONUT実験)」の一員として研究開始。
       修士課程在籍中に4例のタウニュートリノ反応を検出。タウニュートリノの存在を決定的なものとした。

    平成14年4月 同大学大学院理学研究科(博士課程)へ進学
       DONUT実験から「長基線ニュートリノ振動実験(OPERA実験)」への移行期に、諸事情により研究活動を中止。

    平成16年4月 高等学校の教壇に立つ
       教員生活の傍ら研究活動を続ける。納得のいく研究課題を模索し続ける毎日。
       その後、さまざまな高校(全日制公立、私立、専修学校、定時制・通信制)や専修学校を巡り、
       困難校での生徒指導・学習指導から進学校での受験指導まで幅広く活動する。

    平成18年3月  同大学大学院理学研究科(博士課程満了退学)

    平成22年4月 「中間子多重発生機構の解明」へ向けての研究活動再開
       丹生潔(現:名古屋大学名誉教授)に師事しながら、上記研究課題に取り組み始める。

    平成23年4月 名古屋大学理学研究科の客員研究員となる

    平成24年現在
       通信制高等学校常勤講師として教壇に立つ傍ら、
       名古屋大学理学研究科客員研究員として研究活動を続けている。
       「理数系寺子屋 継伸学問所」開設

    *取得資格
       高等学校教諭 専修免許状(理科)
       高等学校教諭 一種免許状(数学)